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ロボット掃除機の選び方!どのメーカーにすればいいの?

どうも、どらくんです。

今回はあると便利をかなえてくれる共働きの味方、ロボット掃除機について!
以前はロボット掃除機と言えばルンバ!
といった感じでしたが、今や中華勢の台頭がめざましく、いくつかのメーカーから発売されています。

まずは、何を比較して検討すべきなのかを考えてみます。

目次

吸引力・清掃能力

掃除をするということはゴミを集めるわけですが、人間が考えてやっている様々なことを行えるよう設計されている必要があります。

  • ゴミの種類(ホコリ、髪の毛、ペットの毛、食べこぼしなど)に対する吸引力
  • フローリング、カーペット、畳など、床の種類への対応
  • 部屋の隅や家具の隙間などの清掃能力
  • 水拭き機能の有無

ロボット掃除機の出始めのころはゴミを集めるだけでしたが、技術とプログラム、AIの進歩によって随分とできることが増えています。

ナビゲーション・マッピング機能

現在のロボット掃除機は、【壁に当たったら方向転換する】といった古典的なAIによって制御されているわけではなく、掃除する領域の形状・広さ・自分の位置を正確に把握して移動します。

  • 部屋の構造を正確に認識する能力(LDSレーザー、V-SLAMなど)
  • 効率的な清掃ルートの計画
  • 障害物回避能力(コード、スリッパ、ペットの排泄物など)
  • 進入禁止エリア、バーチャルウォールの設定
  • 複数フロアのマッピング対応
  • 暗い場所でのナビゲーション能力

周囲の状況を把握するための手段がLDSレーザーやV-SLAM(カメラ)、赤外線センサーとなります。

特徴LDSレーザー (Laser Distance Sensor)V-SLAM (Visual Simultaneous Localization and Mapping)赤外線センサー
検出原理レーザー光を360度照射し、反射光が戻るまでの時間で距離を測定。カメラで部屋の映像を連続的に撮影し、特徴点(壁の角、家具の模様など)を認識して自己位置と地図を同時に構築。赤外線を照射し、物体からの反射を検知して障害物の有無や距離を把握。
マッピング精度
正確な距離測定に基づき、詳細な部屋の地図を作成。

視覚情報から空間を認識し、地図を作成。LDSほどではないが実用上十分な精度。
×
基本的にマッピング機能は持たず、清掃ルートはランダム走行が多い。
暗い場所での性能
レーザー光を使用するため、部屋の明るさに影響されない。
×
カメラに十分な光がないと、正確な情報が得られない。

赤外線は光に影響されにくい。
障害物回避
高精度な距離測定により、家具や壁への衝突を最小限に抑える。

物体の形状を認識し、スリッパやペットの排泄物なども識別して避けることが可能(AI搭載モデル)。

主に衝突防止や段差検知に使用され、複雑な障害物回避は難しい。
清掃ルート効率的
作成したマップに基づき、規則正しく無駄のないルートで清掃。
効率的
視覚情報に基づき、効率的なルートを計画。LDSに近い効率性。
非効率的(ランダム)
障害物に当たるまで直進し、方向転換を繰り返すため、清掃漏れが生じやすい。
アプリ連携・機能作成されたマップ上で進入禁止エリア、仮想壁、特定の部屋の清掃などを細かく設定可能。作成されたマップ上で清掃エリアの設定などが可能。一部モデルではカメラを使った見守り機能も。基本的な清掃モード選択やスケジュール設定など、機能は限定的。
コスト高め
高精度なセンサーと処理能力が必要なため。
中~高め
カメラと画像処理技術が必要なため。
低め
シンプルなセンサー構成のため。
主な採用モデルRoborock、Ecovacs (DEEBOTの一部)、Xiaomi (Mi ロボット掃除機)、Neabotなど。iRobot (ルンバの一部)、Ecovacs (DEEBOTの一部)、Dysonなど。安価なエントリーモデル、シンプルな機能のモデルに多い。

ポイント:
LDSレーザー高いマッピング精度と暗所性能が特徴で、効率的な清掃を実現できるが、コストは高い
V-SLAM →カメラで部屋を認識し、複雑な障害物回避や見守り機能を持つが、明るさの影響を受けやすい
赤外線センサー→主に安価なモデルに搭載され、基本的な障害物検知とランダム走行を行う

清掃ルートの計画、障害物回避、効率的な清掃のためにどの技術が最適かは、予算、部屋の環境(明るさ、広さ)、を含めて考える必要がありそうです。

スマート機能・連携

掃除機もスマート家電の仲間入りをしているんですね!そこまでいる?

  • スマートフォンアプリでの操作(清掃モード選択、スケジュール設定、マッピング確認)
  • 音声アシスタント連携(Amazon Alexa, Google Assistantなど)
  • スマートホーム連携(IoT家電との連携)
  • ファームウェアアップデートによる機能改善

スマホで掃除機の設定・確認ができるのはもはや当たり前!ここらへんはどこまで求めるかの費用との兼ね合いになりそうです。

メンテナンス性

自動でできるといってもどこまで自動なのかも商品によって違うようですね。

  • 自動充電・清掃再開機能
  • ダストボックスの清掃のしやすさ
  • ブラシの絡まりにくさ、手入れのしやすさ
  • 消耗品(フィルター、ブラシ、モップなど)の交換頻度と入手しやすさ

消耗品の交換時期をアプリから確認できる機能もあったら非常にありがたいですね!

人気ロボット掃除機メーカー4社比較表

ロボット掃除機選びで迷っている方のために、特に人気の高い4大メーカー「iRobot (ルンバ)」「Roborock」「Ecovacs (DEEBOT)」「Anker (Eufy)」の特徴と得意分野を一覧で比較しました。あなたのライフスタイルに最適な一台を見つける参考にしてください。

項目iRobot (ルンバ)RoborockEcovacs (DEEBOT)Anker (Eufy)
得意分野・強み
  • 高い清掃力と信頼性:長年の実績と独自のデュアルアクションブラシで、特にカーペットのゴミ除去に強い。

  • シンプルな操作性:直感的な操作で誰でも使いやすい。

  • 障害物回避の安定性:高精度なAIとセンサーによる確実な回避。
  • 高精度なマッピングとナビゲーション:LDSレーザーによる正確な地図作成と効率的な清掃ルート。

  • 進化した水拭き機能:振動モップ、自動モップ洗浄・乾燥など、水拭き性能に注力。

  • 多機能ステーション:自動ゴミ収集・給水・排水・モップ洗浄を一台で完結。
  • 革新的な機能:自動モップリフト、温水モップ洗浄、AI障害物回避など、常に新技術を搭載。

  • 多様なラインナップ:エントリーからハイエンドまで幅広いモデルを展開。

  • 見守り機能搭載モデル:カメラによる部屋の監視やペットとのコミュニケーション。
  • 優れたコストパフォーマンス:手頃な価格ながら信頼性の高い製品。

  • シンプルで使いやすい:必要十分な機能を備え、複雑な設定なしに利用可能。

  • 静音性:比較的静かなモデルが多く、夜間や在宅時でも使いやすい。
ナビゲーション技術V-SLAM(カメラ)+AI、一部モデルはLDSレーザーも併用LDSレーザーが主流LDSレーザー、V-SLAM(カメラ)搭載モデル双方ありジャイロセンサー、一部モデルはLDSレーザーやV-SLAM
水拭き機能ルンバとブラーバ(水拭き専用機)の併用を推奨。一部のルンバコンボモデルで水拭き可能。多くのモデルに搭載。振動モップ、自動洗浄・乾燥機能が充実。多くのモデルに搭載。温水モップ洗浄や自動モップリフトなど機能豊富。一部のハイブリッドモデルに搭載。シンプルな水拭き機能。
自動ゴミ収集多くのハイエンドモデルで標準搭載。クリーンベースの信頼性が高い。多くのモデルで搭載。多機能ステーションでゴミ収集以外もカバー。多くのモデルで搭載。スタイリッシュなデザインのステーションも。一部のハイエンドモデルに搭載。
AI障害物認識(高精度な物体認識・回避)(一部モデルに搭載)(主要モデルに搭載)(基本的な衝突回避が主)
価格帯(目安)高価(エントリーモデルも有)中~高価中~高価(幅広いラインナップ)安価~中価
こんな人におすすめ
  • 徹底した吸引清掃を求める方(特にカーペット)

  • ペットを飼っていて抜け毛に悩む方

  • シンプルで信頼性の高い製品を求める方
  • 吸引と水拭きを一台で完結させたい方

  • 効率的なマッピングと清掃を重視する方

  • 多機能なドックで手入れの手間を省きたい方
  • 最新の技術やユニークな機能を試したい方

  • 予算や機能に合わせて柔軟に選びたい方

  • 見守り機能など付加価値を求める方
  • 初めてロボット掃除機を購入する方

  • 予算を抑えつつ信頼できる品質を求める方

  • シンプルで手軽に掃除を任せたい方

注記: 上記の情報は一般的な傾向と主要モデルに基づいています。各メーカーの具体的なモデルによって機能や価格は大きく異なる場合がありますので、ご購入の際は必ず最新の製品情報をご確認ください。

高価なルンバにも手頃の価格帯のモデルも発売されていますし、他メーカーについてもモデルによって吸引力やモップの機能も異なります。
決して安い買い物ではありませんので、しっかり選んで購入したいですね!

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