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どうも、どらくんです。
最近ではどこもかしこもDXだといって
業務効率化!労働生産性アップ!を目指していますよね。
薬局業界もその波に漏れずAIの使用が進んでいる次第です。
背景
私が薬剤師になった理由の一つに、資格を持っていたほうが収入が安定するということがあります。
医療業界ですから資格も腐りにくいのですが、以前よりいわれてきた少子高齢化による社会保障費の増大により調剤報酬は横ばいか低下傾向です。
近年の医薬品の流通問題の原因の一つに薬価を下げすぎたのではないかともいわれています。
社会保障費を増やさない→診療・介護・調剤報酬をできるだけ増やさない
ですから、国からの援護を期待できません。つまり給料が増えるかどうかはお上次第!
物価高だからといって売値を上げられない医療保険は辛い…
調剤報酬が変わらない以上、今の労働力のまま以下の方策をとることになります。
- 客一人当たりの収入を増やす
- 客数を増やす
- 別の収入源を探す
ここで役に立つのがDXというわけですね。
3は置いておくとして、1と2を達成するのにとても役立ちそうですし、実際勉強してそう思いました。
G検定について
前置きが長くなりましたが、G検定(ジェネラリスト検定)は日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施している検定試験です。
一年間に複数回行われており、自宅からオンラインで受験できます。
カンペ見放題ですが、制限時間はなかなか厳しく
私が受けたときは120分で160問ですから一問あたり45秒のペースです。
とはいえ合格率が70%を超える試験ですのできちんと勉強すれば問題はありません。
そう、きちんとね…
使用書籍
私は2つの本を購入し勉強しました。
通称、白本と黒本とよばれるものですね。
ただしこの2冊で学習したとしても100%網羅できるわけではありません。
日進月歩の分野ですので、書籍での学習には限界があります。
動画も見つつ勉強しました。
学習方法
私の場合学習時間は30~50時間の標準的な時間の枠内だったのかなと思います。
隙間時間に勉強していたので正確には把握していませんが、3月上旬に準備→5月受験しました。
あれ?勉強時間短くない?
そうです、ぎりぎりにならないとやらないという夏休みの宿題みたいなあれです…
流れは以下の通りです
- 白本を一周読む
- 黒本を一周解く
- 2つの本をもとにチートシート(カンペ)作成
- 合間に動画視聴
試験を受けた感想
やはり時間に余裕はないです。
黒本には本番を想定した模擬試験問題があるのですが、こちらは時間的・難易度的に余裕がありました。
しかしふたを開けてみると、見た瞬間に自信のある答えがわかる問題がかなり減りました。
言葉の意味を知っているのではなく、理解していないと回答の自信が得られない印象です。
ただ知っているだけではモヤモヤした結果に。
白本は「いきなり問題はちょっと」という方のテキストになるかと思います。
ただし構成は初学者にはなかなか不親切かもしれません。
大項目は索引に載らなかったりで探すのが大変(そこに書いてあったんかい!ということがままある)。
また誤差やCNNは私には難解で理解するのに苦労しました。
黒本は本番の問題に対しては簡単すぎるため、テキストの意味合いが強い印象です。
しかし、解説には白本では浅い内容があったり、白本よりもまとまっていてわかりやすい部分も結構あったので頭のなかで整理するのにとても役立ちました。
満点を目指すのでなければ2025/5の試験にはこれで十分でしたが、完璧を求めるのであれば動画でもきちんと勉強しておいたほうがよいと思いました。
役に立つのか
ここが一番重要なわけですが、薬局に勤務する薬剤師に必要な資格ではないですね。
資格としてはいりませんが、現在AIでどんなことができるのか、将来どんなことができるのかということへの理解は大きく深まったと思います。
医療業界はAIには食われない仕事と言われていますが、そのすべてがそうだとは思えません。
自分がAIを利用する側でいられるよう学習を続けたいと思います。